〜訪問看護ステーションアイル浜西立ち上げまでの道のり 融資の申請編〜

看護

令和6年11月1日〜訪問開始。立ち上げると決断し、現在に至るまでのバタバタな日常を赤裸々に公開中〜

今回は融資の申請についてです。

固定費や、人件費など、働く環境を整えそれを継続していくための資金として私たちは融資を借りました。

まずは日本政策金融公庫のインターネットサイトから申し込み。私たちは、法人営業であるため、創業計画書の作成、履歴事項全部証明書(詳しくは法人化編を参照。)見積書を作成します。また運転免許証、許認可証を送付し、申し込みを行います。

その後は、公庫や地銀に訪問し相談。その内容に従い、資料の作成を行います。資料の内容を一部抜粋したものは下記の通りです。

融資の申請 必要書類
1借入申込書 
2創業計画書創業の動機 経営者の略歴等 取り扱い商品・サービス
取引先・取引関係 従業員 必要な資金と調達方法 
事業の見通し
2決算書財務・経営状況を知る上で必要となる書類。
損益決算書からは事業の利益など、貸借対照表は経営成績の確認
3試算表直近の財務状況を知る上で必要な書類
4資金使途明細融資を受けて調達した資金を何に使うのか、
使用目的が記載された資料
5事業計画書会社が目標を達成するまでの道筋を計画的に示した書類
事業理念と事業概要 収支のスキーム(融資を受ける際の具体的な返済計画) プロフィール
ターゲットと市場同行(ターゲットとなる浜松市の介護認定推移認定をまとめたもの) 他社との差別化(自社と一般的な競合他社といで特徴比較をまとめる)営業計画とKPI(利用者を獲得するための営業計画 KPIとはKey Performance Indicator:重要業績評価指数の略称で設定した目標の達成度を表す中間目標を意味する。)
想定リスクと対策(開業後に想定されるリスクとその対応策) 予算計画(三年間での予算計画をまとめたもの)
6資金繰り表借りた資金を何に使うのかを示した書類
7銀行取引一覧表銀行取引明細表、
銀行のある銀行や取引のある銀行や取引状況を確認するための書類
8納税証明書確定申告した後の所得額うや納税額、未納がないかの確認
9印鑑証明書正式名称は、印鑑登録証明書。
実印として登録された印鑑が本物であることを証明する書類
10履歴事項全部証明書会社の登記薄謄本として使用される書類・会社法人。
商号、原因年月日、登記年月日。
公告をする方法・会社設立年月日・目的(事業内容)
・発行可能株式総数・発行済株式総数並びに種類及び数。
11本人確認書類運転免許証、パスポートなど

このほかにも、確定申告書(または決算書*上記の記載。):個人事業主の場合は確定申告書、法人の場合は確定申告書・決算書(決算後、6ヶ月以上経過している場合は試算表も必要)

許認可証の写し:事業に必要な許可や、届出などの書類。

設備資金の見積書:融資を受けた後に購入する予定の設備に関する見積書などです。

上記の書類を揃え、面談します。

また、面談時には、創業計画書にある記入項目について質問される傾向があります。

例えば、創業の動機や、経営者の略歴等、従業員や借入状況、必要な資金と調達方法や、事業の見通しなどです。

面談後に融資審査、融資の決定し、決定の通知が郵送され、数週間後に融資が振り込まれるという流れになります。

融資の審査を通すためにも、やはり目的、計画の目処が明確でないと、銀行や、働く私たちも戸惑ってしまいます。提出する書類もなかなか多く、事業計画書に不備があったり、過去に延滞や滞納があったら融資は降りません。また、反社も🙅‍♀️

無事大きなハードルをクリアーし、私たちは、無事開設へのステップを進むことができました!

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