〜訪問看護ステーションアイル浜西立ち上げまでの道のり 法人化編〜

浜松訪問看護師

〜R6.11月1日から訪問開始!0から訪問看護を立ち上げ現在へ至るまでの経過を赤裸々に公開中〜

これから訪問看護を立ち上げたい!訪問看護師になりたい!などなど。そんな方々に少しでも力になれますように・・・。

仲間が無事に集まり、次に私たちが行ったこと。会社を設立すること。それを法人化と言います。

会社を設立するためにはまず、法人化しなければ訪問看護は立ち上げることができません。

そのためには、定款(会社を設立するために必ず提出しなければならない書類)これは、自分たちでも作成できるみたいですが、私たち素人ではそのほかにも、正確な手続きができる自信がありませんでした。そのため、私たちは行政書士、いわゆる、書類作成のプロに依頼しました。

行政書士により、定款が作成されたら、次は、会社の代表取締役となる方の証明と、会社を証明することが必要です。その必要書類には代表取締役の、印鑑証明書や、身分証明書が必要となります。定款認証を得た書類と証明書を持参し、公証役場へ提出。受理されたら、法務局へ持っていき、審査。書類に記載漏れなどの不備がなければ、無事会社設立という流れです。1週間くらいで会社として認められます。

認められたら、申告受理及び認証証明書が発行されます。申告受理及び認証証明書とは、株式会社アイルグレースの定款(電磁的記録)を認証していただくにあたり、法務局へ申告をし、審査の結果公証人法第62条の6第4項において準用する、同法第26条の嘱託拒否が認められないと判断された際、「電磁的記録」と記載の通り認証したことを判断するというものになります。また、法務局より、会社の印鑑、履歴全部証明書が発行されます。履歴全部証明書は、わかりやすく言うと住民票にあたります。

簡単な流れについては、下記に記載します。

会社設立までの流れ
1会社概要の策定:会社設立に必要な基本情報を収集 
 ・会社名 
 ・代表 
 ・事業目的 
 ・資本金/決算 
 
2定款作成・登記:定款認証や、出資金の入金・設立の登記の手続き 
 ・法人用の印鑑の準備 
 ・定款の作成/認証 
 ・資本金の払込み 
 ・法務局への書類の提出 
 
3設立後の手続き:年金事務所や税務署、都道府県税務署への必要書類の提出
 ・銀行口座の開設 
 ・設立時に必要なサービスの利用   

このような手続きが必要ですが、そもそも定款とは?というレベルの認識で申し訳ありません。

定款の内容は、事業の目的、所在地、資本金が記載されています。

会社を立ち上げるということで公証役場と法務局の2箇所で申請をしなければならないのですね。

会社の基本的なルールを定める。しっかりした基礎がなければ、積み重ねても崩れてしまいます。

その基礎を作るための大切な手続きなんですね。

世の中には訪問看護ステーションだけでなく、様々な会社が設立されています。皆このような手続きを行っているんだなと思うと世の中への視点が少し変わったように感じます。

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